昨日、宮津の海に、客船が浮かんでいました。
2階海側客室、「加茂」からの眺め。
フランスのクルーズ船で、4月9日に小樽を出港、酒田や下関など、北前船の寄港地を
巡って、大阪まで11泊の旅とのこと。
青空のもと、山ではミツバツツジが咲き始めていて、いい時にお越し頂きました。
そう、宮津は、かつて、廻船や北前船の寄港地でした。
日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~」に、
京都府宮津市も、認定されており、市内にある、重要文化財・旧三上家住宅や、京都府有形民俗文化財・由良の船絵馬群、宮津おどりなどが、構成文化財となっています。
2015年には、当地で、第15回北前船寄港地フォーラムも、開催されました。
その時の模様や、北前船関係の特別展について書いた、以前のブログはこちら。
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フォーラムでは、熊本の牛深ハイヤ節、宮津のアイヤエ節、青森の津軽アイヤ節の踊りが披露され、歌詞やリズム、踊りが、確かに伝わってきたんだなぁと、実感することができました。
市内の和貴宮神社の玉垣には、地元に加え、大坂や京都、越前などの名前があり、広範囲にわたって、交易が行われていたことがうかがえます。